北大整形外科 臨床研修医募集サイト

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北大整形外科で働く
女性のためのキャリア支援

1. 選択できる働き方の実現

  • 運動器疾患治療の多様性(マイクロサージャリーのような繊細な手術、小児整形外科、スポーツ整形外科、リハビリテーション、骨粗鬆症などの薬物治療、基礎研究)による、柔軟かつ選択できる働き方を実現することで、高い専門性をもった、社会や地域に貢献できるような医師を育成します。札幌市内基幹病院および道内地域中核病院の大多数は、北海道大学整形外科の関連研修病院であることから、結婚に伴う転勤や出産などによる時間的制約のある状況にも、家族と離れることなく一人ひとりのライフスタイルにあった柔軟な働き方を実現することができます。

2. 機会均等で公正な評価制度による教育体制とサポート体制

  • 決められた時間内で効率よく成果をだし、生産性を高めることが、今日の働き方改革で求められています。このことを可能にするためには、教育体制の充実が重要です。北大整形外科では、整形外科教官が専攻医一人ひとりにチューターとしてつき、一貫して指導・サポートにあたります。また、アカデミックポイント制度を運用することにより、各サブスペシャリティ領域の研究会に、地方の関連病院研修中にでも参加できるような体制を作り効率的に専門性を高められるような研修体制を構築しています。プログラム参加者数が圧倒的に多く、教室員ならびに関連病院スタッフ数も十分に多いことからワークシェアが十分可能で自身の時間が確保できるため、子育てなど時間の制限がある場合でも十分な研修システムが保たれています。また、北大整形外科女医の会が定期的に開催され、女性医師の先輩方からのサポートを得られるような環境となっています。

3. ロールモデルの育成や情報発信の推進

4. 男性も女性も一緒に働き方改革

5. 北大整形外科女性医師の現状報告 (北新病院 大泉尚美 先生より資料提供)

  • 北大整形外科では現在20名前後の同門女性医師が活躍しております。近年は毎年研修プログラムに参加する女性がおり、徐々に増加傾向です。
    近年の現況に関してアンケート調査をお願いし、14名の先生より回答を頂きました。現在(2020年)の勤務状況(図参照)は、常勤が8名、非常勤が5名、大学院生が1名でした。常勤では私立病院の他に公立病院や開業、クリニック勤務、非常勤は私立病院が多く、他に公立病院、クリニック、大学病院で勤務をされております。14名のうち、出産・育児経験者が11名で、永久離職者はなく、出産・育児・夫の留学などで一時的に休職しても、全員が復職しているのが現状です。
    女性整形外科医としで良かったと思う点としては、女性患者さん(女性に多い疾患や思春期の患者さん)のニーズ、親に共感・安心感を持ってもらえることから小児の診察がしやすい、女性医療スタッフとの関係が築きやすいという点を挙げられていました。 一方で、整形外科を選択するにあたり、筋力・腕力の不足を不安視することもあったようですが、実際に整形外科医として働いてみると、男性と同等に働けることを実感しているようです。筋力に男女差があることは事実ですが、力が足りなくてできず助けも得られないという場面は整形外科の仕事の中で極めて少なく、これを理由に整形外科を選ぶことをためらうのはもったいないと考えられます。

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